「売り方」よりも大事な「売れ方」

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この仕事をしているとよく売り方を教えてほしい

みたいなことを相談されることがあります。

 

これはすごくわかります。

 

ご存じの人も多いかと思いますが、

本は作るだけではなかなか売れません。

 

 

「自分が書きたい本が書けた!」

「出版の夢が叶った!」

 

 

といっても、なかなか重版がかからないと、

あっという間に書店から消えてしまうこともよくあります。

 

すると、「本を売るってどうしたらいいんだろう」と悩むことになります。

 

 

そこでアドバイスをするならば、次のようになります。

 

 

「売り方」を考えるよりも、「売れ方」を考えましょう。

 

どういうことか?

 

それは、どのような流れで、あなたが書いた本がベストセラーになるのかを

より具体的にイメージしていくのです。

 

たとえば、誰に売れるのか?

 

・丸の内や大手町で働いているビジネスマンなのか?

・地方で働く商店街の人なのか?

・ネットで検索やSNSで出会った人なのか?

 

そういった人が手に取った後、

 

・口コミで誰に、どのように伝えてくれるのか?

・思わずTwitterに書き込んでくれるのか?

 

そして、それを見聞きした人が次にどのように行動するのか?

ゆくゆくはメディアの人に届きテレビやラジオで紹介されるのか?

 

 

などを、自分の中でリアルにイメージしてみて下さい。

リアリティがあればあるほどいいですが、

難しければ、自分の理想のでもいいです。

 

ただ、それでもなるべくリアルに順々に広がっていくイメージをつくってください。

 

 

それがイメージする売れ方であり、

それができてからがスタートです。

 

その売れ方になるためにやるべき販促をやっていくのがいいでしょう。

 

 

まだ出版していないのなら、

企画や装丁(表紙)、その他のコピーなども、

その売れ方をするものになっているかなど、

チェックしていくといいでしょう。

 

 

売り方ばかりを考えるよりも、

売れるストーリーをつくり、そのための行動をしていきましょう。

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