『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」を読んで実践した「すぐやる人」になる方法

Pocket

 

 

企画編集で関わらせていただいた『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』がおかげさまで好調なようです。※3月11日現在、14万部。
トーハンランキング、日販ランキング、Amazonランキング(ビジネス)でも、長い間上位をキープしています。

今回は、著者の藤由達臧さんの本から勉強させてもらった「すぐやる人」になる方法、私が実践して結果がでている方法を、著書をベースにまとめてみたいと思います。

 

【目次】

1.概要
2.すぐやる人になる方法
3.私が実践していること

 

1.概要

やりたいこと、やらなきゃいけないことができていない。

わかっているけど、なかなか行動に移せない。

そんなことってありますよね。

ギリギリにならないと仕事に集中できない、いつも仕事を先延ばしにしてしまう。

頭ではいいアイデアがうかんでいるけど結局、何も行動していない。

そんな悩みを持っている人に向けて書かれた本です。

 

著者はメンタルコーチ

 

著者の藤由達臧さんは、すぐに行動できない人、夢をなかなか実現できない人、やっていることとやりたいことが違う人などに対して、アドバイスを行うプロのメンタルコーチです。

数多くの人に対してコーチングしてきた経験から、すぐやる人になる方法を教えてくれます。

 

2.すぐやる人になる方法

 

2-1 結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

Man Typing Whilst Doing Business At A Coffee Shop のコピー

ノウハウよりも何よりも、この本のタイトルで伝えていることが、何よりも大事になります。あーだこーだ考えるだけで動かないよりも、とりあえず動いてから考えたほうが良い。
「すぐやる人になる方法」のキモは、「すぐやる人がすごい結果を手に入れる」こと理解し、意識することです。

パブロ・ピカソは、キュビズムで有名な画家ですが、実はギネスブックに認定されたもっとも多作な芸術家としても知られています。九一年余の生涯に、油絵と素描1万3500点、版画10万点、挿画3万4000点、彫刻など300点とおびただしい数の作品を残しているのです。しかも、気分が高まった時にドンドン作品を描くというスタイルです。

ずばり、結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れたといういい例でしょう。

 

2-2 気分が行動力を決めている

Athletic Man Jumping Between Rocks In Outdoor National Park

この本のキモは、「気分」です。モチベーションが湧かないから行動に移せない、やる気が出ない、などと言っている人がいます。たしか、モチベーションが高かったり、やる気が漲ったりしていれば、行動できないなんてことはないはずです。

でも、実際にはどうでしょう。
「モチベーションはある。でもやる気がしない」
「やる気があるし、本当にやりたいこと、自分の夢につながっているやるべきこととわかっている。でも行動できない」
そんなことがあるはずです。

 行動できない本当の理由は、モチベーションがないのではありません。行動できるかできないかを左右するのは「気分」なのです。
著者は本書でそう言い切っています。

実際、何か気分がいい時、気分が乗っているときは、どんなことでもポン! と行動に移せたりします。そして、そんな気分のときは、なんでもできるような気になってきます。
モチベーションではなく、気分を大切にすることで、実は誰でも行動できるようになるのです。

 

2-3 行動には慣性の法則がある

Stokpic
©Stokpic

この本の中でよく出てくるのが「10秒」というキーワードです。著者は、10秒で行動に移せるかどうかを一つの指標として見るべきといいます。
すぐに行動するために、小さな一歩をとりあえず踏み出せといいます。

なぜなら、「行動には慣性の法則が働くから」です。

行動力は、車を動かすことと似ています。
車は最初に動き出すときには馬力が入りますが、動いてしまえばそれほど力は必要はありません。それどころか止まることが難儀になります。

行動力もこれと同じ。最初の一歩を踏み出すには、ある程度の力が必要です。でも、動き出したら案外スイスイと行動できてしまうものです。
10秒間まずは動いてしまえば、あとはどんどん行動することができるのです。

 

2-4 動けない時は視点を入れ替えてみる

Lovers Holding Hands On Beach With Bikini

気分が重要であることは先に述べました。それでも動けない時がありますよね。
とくに、相手(上司など)のレスポンスが不安になって、連絡しなければいけないのに、あーだこーだ悩んでしまって、結局すぐ行動できない、という場面です。

こういうときは、視点を入れ替えてみることをすすめています。本書ではこの視点のことを「視座」と言っています。見る角度を変えるのです。
たとえば、先の例のように不安や恐怖で連絡できなくなっている場合、上司(相手)の視点にたってみるのです。

「実際、上司はどうおもっているだろうか」と考えてみます。
すると「すぐに連絡くればなんとかしてあげるのに、とりあえず連絡してくれよ」そう思っていることがわかります。

それが理解できれば、驚くほどササッと行動できるようになるのです。
行動できなくなったら、視点を変えてみましょう。

 

2-5 ツールを使うとすぐやる人になる

tools-864983_1280

視点を変える方法として、フセンを使う方法があります。
視点の入れ替えは頭のなかだけでやってもイメージ出来ない場合、フセンやノートなどのツールを使うことで、具体的にイメージできます。
たとえば、フセンに上司、社長、取引先、自分、と一枚一枚書いてみましょう。それで一つひとつその立場から見てみるのです。

イメージの中でいいです。かなり視点の入れ替えがしやすくなったはずです。
相手がどう思っているか、どう見えているかをイメージできるようになるだけで、ささっと行動できるようになるのです。

 

2-6 自分の力だけで解決するのではなく、6つの他力を使う

Stokpic
Stokpic

自分の力だけで解決しようとする人は、行動できなくなる場合が多いと著者はいいます。

 

「解決しよう」 → 「できない。どうしよう…」 → 「とりあえず棚上げしよう」

 

ほとんど、この後解決できません。そこで著者は、6つの他力を使えといいます。

 

①ヒト

②モノ

③カネ

④知識・情報

⑤スキル・ノウハウ

⑥その他

 

ヒトは、「できる人にお願いする」、「デキる人を紹介してもらう」

モノは、「解決できるツール(アプリ、ソフトウェア、計算機、Excel)を使う」

カネは、「お金で外部Serviceを活用する」

知識・情報は、「インターネットや公官庁情報、図書館を活用する」

スキル・ノウハウは、「解決するノウハウやスキルを学ぶ」

その他は、「1〜5以外の方法で解決できないかを考える」です。

大事なのは自分の力だけで解決しようとして、できなくてストップしてはいけないということ。他力の選択肢はたくさんあります。それを活用することで、止まることなく、すぐやる人になることができるのです。

 

3.私が実践していること

 

3-1 タイトル『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』を頭に叩き込む

 

私が徹底してやっている一つのことに、このタイトルフレーズを頭に叩き込むことです。
「すぐやる大切さ」をわかっていても、行動できなくなる理由は、忘れて日常にもどってしまうからです。だから本をそばにおいておき、すぐ行動すること、すぐやることを常に意識しています。

の強烈なタイトルを何度も何度も脳に刷り込んでいくのです。目の前に常に入れておけば、だらだらすることなくどんどん仕事ややるべきことを進められるようになりました。

 

3-2 気分をコントロールし、いい気分作りを意識する

 

さらに、気分を常に意識することです。
気分は様々なことに左右されます。仕事をする際、なるべくテンションが上がる音楽を流したり、気分がいい時に集中して仕事をするようにしています。
逆に気分が下がっているときに、何をやろうと思っても結局はかどりません。気分があがらないときは休んだり、気分転換をするようにします。好きなカフェにいったり、テンションが上がる場所で読書したりしてみるのです。そして、気分が上がり、作業や仕事をする気分を意識的につくって、ガンガン仕事を進めるのです。

この方法を使うと、24時間のうち気分が良い状態に上向いてくるので毎日、しいては人生全体が楽しい感情で占められるようになります。

 

3-3 相手がどう思っているかを考える

 

悩んだり、相手がどう思うかで立ち止まってしまう時は、相手はどう思っているかを考えるようにします。

このときあえて、起こっていないシニカルな思考をしていることを考えます。相手が怒っているのではないか、と不安になるときは、サラッと連絡してしまうほうがいいのです。ほとんどの場合怒っていないか、怒っていたとしても、それはそれだけの話。悪ければ謝ればいいし、喧嘩別れになったらそれまでです。

悩んでいる時間がムダなだけ。タイトルを思い出して、すぐやったほうが得になると心得、連絡してみましょう。

 

すぐやる

 

スライド1

 

Related posts

Leave a Comment

CAPTCHA