時代に合わせた本の出し方の話 〜出版テーマと企画タイミング〜

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ビジネス書や実用書を出す上で、大事になってくることがあります。

それが時流です。つまり、そのときそのときの時代性をもったものであること。時流と言っても、大きく3つに分かれます。

ひとつは、すでに顕在化されているいま話題のテーマ(①)。
もうひとつは、今後注目が集まるテーマ(②)。
最後は、潜在化されている空気感のあるテーマ(③)。

「短期的な話題性のあるテーマ」は、今話題になっていることを題材にした本。

わかりやすく言えば、

『映画「バケモノの子」がヒットしているから本も出そう』

と考えて出版されるものです。あと、

「サッカーのワールドカップ期間中に合わせてサッカー日本代表選手の本を出そう」

とするものですね。

「短期的ではないが注目が集まりつつあるテーマ」は、何かが真っ最中というわけではないが、これから確実にくる未来について解説されている本。

たとえば、

「マイナンバー制度が始まることによる興味が増えているから、
マイナンバー制度をわかりやすく解説した本を出そう」

というもの。


「アベノミクスが話題になっているが、今後の経済はどうなるのか?」

などもそうですね。

注目が集まり、今後を予測した本や、今後確実に来るものを解説してくれるものは売れやすいと思います。

そして、一番出版が難しいのが、最後の「空気感のあるテーマ」です。

これは、具体的には形になっていないものの、潜在的に皆が感じ取っている空気感のようなもの。

「いまの時代は何が求められているか」「どういったものが売れるか」を察知して、企画を作っていきます。

まだ顕在化されていないニーズやウォンツといえばいいでしょうか。

 

一番手堅いのは、①です。注目の真っ最中ですから、出せば売れます。

ただし、ビジネス書や実用書で扱うテーマが、話題の真っ最中で、あなたにしか書けない、というものは多くないので、現実は難しいでしょう。

そして、著者や著者になりたい人が目指すべきは、②と③です。

②は②で特定のテーマでなければ難しいでしょうし、③は③で時流を読むのも難しいでしょう。

 

でも、ますます出版の時代性というのは大事になっています。

時代性を提供してくれるのが、様々なメディアだからです。

今の時代、本が売れるかどうかはメディアやSNSをうまく使えるかで決まってしまいます。

たとえば、昔はビジネス書はメディアはあまり関係がありませんでしたが、今の時代はそうではありません。影響力のあるメディアから取り上げられるかどうかが、ヒットを左右します。

そして、メディアこそがこの時代感、空気感、時流などを非常に意識しているのです。

「今」、何が求められているかを考えながら、あなたの出版についても考えてみてください。

 

 

スライド1

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